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2010年 07月 29日

お気に入りの・・・


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私の本棚 マリー・アントワネットやヴェルサイユ関連図録の 一部 です。

この中に一昨年秋、ヴェルサイユ宮殿の本屋の店員と ケンカ してゲットした
とっても貴重な一冊があります。


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それは...

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......

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こちらです。 「王妃の趣味」 大好きな一冊 とても 大切な一冊 でもあります♪  



どういう経緯だったかというと、

朝いちで宮殿内の「お気に入り書店」で「気に入った」図録などを発見。

だけど最初に本を買って重たい思いをしながら観光するのは大変。

帰る前に買おうと決めました。(在庫もたくさんだったし)



もちろん、書店で「閉店」時間を「しっかり」確認することも忘れずに...。

本屋が閉店してもまだ庭園はオープンしているな...。 心の中でニヤリ。

本を買っても最後の最後にまた庭園を散歩できる...。



と、宮殿で一日たっぷり過ごした私は、目を付けていた数冊の図録等を

買って帰るべく、その書店に急いで向かっていました。

方向音痴な私はウロウロ迷い、半ば血眼(笑)になりながらもお店に到着。

確か閉店時間10分前を切ってはいましたが、ああ、なんとか間に合った...と

思ったのも束の間、いやな予感...。

「えっ?閉まってる?」

無情にも閉店10分前なのにドアがクローズしているではありませんか! 
ムンクの叫びさながら凍りつく私...。

なぜ...?

私の前にドアを開けて店員とやりとりしていた女性は諦めたのか中には入らず。

私もドアを開けようとしたけど、鍵がかかっていて開かない!

思い切ってドアをドンドン、と叩くと「案の定」ムッとした顔の女性店員が現れる。

店内はお客でいっぱい。

私 「まだ閉店時間じゃないですよね?買いたい本があるから入れて下さい。」

と、低姿勢でお願いしてみる。

店員 「ノン!」と睨みながらキレながら何やらまくしたてながらバタンとドアを閉める。

出た~ これか~ 聞きしにまさる悪態...

こっちは低姿勢でお願いしているのに、これが通じないのですよね~

人によりますがね!

もう一度さらに激しくドアをドンドンドン!と叩く。

ドアを開ける店員(一応は開けるんだね) またあんたか、といわんばかりの表情。

店員 「ダメ!もう閉めた」 と、やはりキレまくって何やらまくしたてている。

こんな最初からただひたすら怒ってわめきちらすアホ相手に

低姿勢のままでいる必要なんてあるのかしら?(笑)

 
私こんなことで引き下がるわけにはいかなーーーい!

ギリギリ閉店時間前じゃないかーーー!

明後日は帰国日、明日はヴェルサイユ休みじゃーん!

今日しかないんじゃーーーい!


私 「ハ~ッ?まだ閉店時間じゃないですよね?私明日日本に帰る(ウソだけど)から、今日が最後なのよ!」(今日しかないからやっぱりホント)

どさくさにまぎれて、フランス語と英語のチャンポン!通じりゃいい!
 
店員、鬼瓦顔プラス、そんなことあたし知るか、みたいな表情。

「買う本決めてるから!」

と、ここで店員の心が揺れたようで、相変わらずキレまくってケンカごしだったけど

店員 「どれやっ?!」

私 「あれやっ!!」

と、ちょうど目線の先の棚の一番上にあった、買うつもりでいたこの図録を指差した。

すると店員あっさり 「じゃ、入って・・・」 ブスッとしたままだったけど。

へっ...と、肩透かしを食う私...。

いや、ホントにね、店員大声でどなってくるしね

やっぱりすごいなフランス人って、ある意味感心してたところでしたし。

ま、いいや、入れてくれたし...と、まずはこの棚の一番上にある図録から。

脚立に登り一番手前の本立てに立ててあった見本の一冊を手に取る。

本当はその奥の新しいのが欲しかったけど届かなかったしね。

それからその他の決めていた図録や本たちを手に持ちレジへ。

そこへさっきの店員がやって来て 「新しいのがあるから」 と言って

見本で諦めていたこの図録を私の手から取り、脚立に登り

パンツからシャツがはみ出しながら体を伸ばし必死になって

新しい一冊を取って、私に渡してくれたのである!

どうやら私の行動を見ていたようで(笑)、私の訴えていることが本当だと

少しはかわいそうだと思ってくれたのだろうか・・・。

ええとこあるやん!フランス人!

大嫌いから大好きに転じた瞬間(笑)。

とにかく彼女に感謝。うれしかった!

Merci beaucoup !

連日通い続けたヴェルサイユ、トイレお姉さんとあなたの顔は今も忘れてないわ~!(笑)

よーやっと手に入れた本たちを手に私は再び庭園に戻り

残りわずかなヴェルサイユでの時間を楽しんだのでした♪



てことで、中身はこんな感じです。
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こちらはプチトリアノンに飾ってありますね♪


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マリー・テレーズとルイ・シャルル(ルイ17世)の肖像...。

彼らのその後の人生を考えると...。切なくなります。


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教訓 フランスで「閉店」時間は店員が「帰る」時間...だね。
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by pinkfleur | 2010-07-29 23:50 | アントワネットコレクション
2010年 07月 24日

プチトリアノンでの夕食会


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プチトリアノン 2008年秋撮影



フランス革命勃発のほぼ一年前の今日、1788年7月24日木曜日
プチ・トリアノンで開かれた夕食会のメニューを紹介します。



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プチトリアノン 大食堂の間



The Old Foodie さんというオーストラリア在住イギリス人の方のブログで
このメニューを知ることができました。



いろいろ調べていくうちに、ゴンクール兄弟(ジュールの方)が
" Deux repas royaux " (王家の2つの食事)と題して
「ルイ15世」と「マリー・アントワネット」のメニューを紹介しているものだと判りました。



私が訳したもの(古典料理で訳しきれなかったものもありますが)ですが
今日、プチトリアノンで王妃が囲んだテーブルを彩り飾った料理の数々を
どうぞお楽しみ下さい。



Bon appétit !



QUATRE POTAGES スープ4点 

・Le riz  お米入り
・Le Scheiber  これが何かわかりませんでした。現代では人の名前(苗字)のようですが。 
・Les croutons aux laitues  クルトンとレタス
・Les croutons unis pour Madame  クルトン・ユニ マダムのために
 ↑ こちらもよくわかりませんでしたが、unis は音楽のユニゾン(全員一斉に)
という言葉があるので、たくさんのクルトン(笑)
ということで、クルトンたっぷりスープ、と勝手に思っています。

そしてマダム、ということはここで一番偉い人(他に誰がおるねん??)を指すはずですので
女主のアントワネットへのメニューだと思われます。

スープのクルトン、好きです。
アントワネットも好きだったのかな~。だとしたらうれしい♪




DEUX GRANDES ENTRÉES アントレ大2点

・La pièce de bœuf aux choux  牛とキャベツの煮込み
・La longe de veau à la broche  仔牛の腰肉串焼き




SEIZE ENTRÉES アントレ16点

・Les pâtés à l'espagnol  スペイン風パテ
・Les côtelettes de mouton grillées  仔羊の骨付き背肉のグリル
・Les hatelets de lapereaux  仔兎の飾り串焼き
・Les ailes de poulardes à la maréchale  雌鶏の手羽ア・ラ・マレシャル
・Les abatis de dindon au consommé  雄七面鳥のガラ(臓物や頭・脚から煮た)のコンソメ
・Les carrés de mouton piqués à la chicorée  羊の骨付背肉チコリ刺し
・Le dindon poele à la ravigote  雄七面鳥のポワレ ラビゴートゥソース
・Le ris de veau au papillote  リ・ド・ヴォー(仔牛の胸腺肉)紙包み焼き
(焼き上がり時包みが大きく膨らむ)← これおいしそう!

・La tête de veau sauce pointue  仔牛の頭 ソース・ポアンチェ
・Les poulets à la tartare  若鶏のア・ラ・タルタル(タルタルソース)
・Le cochon de lait à la broche  仔豚(乳飲み豚)の串焼き
・La poule de Caux au consommé  コウ産雄鶏のコンソメ
・Le caneton de Rouen à l'orange  ルーアンの仔鴨オレンジ煮
(ドミグラスソースで蒸し煮した仔鴨にオレンジ果汁、ゆがいたオレンジとレモンの皮の千切りを入 れたドミグラスソースをかけ、皮をむいたオレンジの身を周りに飾った料理)
 
・Les filets de poularde en casserole au riz  若雌鶏のささみと米煮込み
・Le poulet froid  冷製若鶏
・La blanquette de poularde aux concombres  若雌鶏のブランケット、きゅうり添え




QUATRE HORS-D'ŒUVRE 前菜4点

・Les filets de lapereaux  仔兎のフィレ肉
・Le carré de veau à la broche  仔牛の骨付き背肉串焼き
・Le jarret de veau au consommé  仔牛のすね肉のコンソメ
・Le dindonneau froid  冷製仔七面鳥




SIX PLATS DE ROTS 焼き物6点

・Les poulets  若鶏
・Le chapon pané  去勢鶏の衣つけ
・Le levraut  仔野兎
・Le dindonneau  仔七面鳥
・Les perdreaux  しゃこ
(いや~しゃこ食べてたんだね...。私の父が結構好きで子供の頃よく食べさせられました。笑)
・Les lapereaux  仔兎




SEIZE PETITS ENTREMETS アントルメ16点

残念ながらアントルメのメニューが載っていなくてわからず・・・です。



それにしてもどれもこれもおいしそう~。 あ、牛の頭とかはあかん・・・。
でもあんまり分ける意味がないようなラインナップだね。(苦笑)
量はそれぞれ違っていたんだろうけどね。



アントワネットは何を食べたんだろう。



The Old Foodie さんは、ルーアンの鴨の胸肉は大きいので
王妃には立派なものが提供されたはず、と書いておられます。



鶏肉が好きだったから、やっぱり「鶏」かな。
でも私は今日「豚」を食べたよ。



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アントワネットの時代のものに修復・復元された台所   2008年秋撮影♪



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料理人たちが腕をふるってたんだね~。



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大食堂の間

ここでこの夕食が取られたんだろうな~。



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同じく大食堂の間のシャンデリア

ごっそさんでした!(メニュー見ただけで満腹!笑)
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by pinkfleur | 2010-07-24 19:30 | マリーアントワネットの離宮
2010年 07月 14日

Le Quatorze Juillet 

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7月14日 フランスでは国民の祝日 
ルイ・ヴィトンも三色旗でお祝い。 真ん中ちゃんと V になってる!(笑) オシャレ! 

昨年2009年7月14日パリにて。



今から211年前の今日、1789年7月14日
フランス、パリのバスティーユ監獄がフランス市民軍によって襲撃されました。
いわゆる フランス革命勃発 の日です。



この日のことを日本ではパリ祭といったりするようですが
フランス人に 「今日はパリ祭ですね。」
なんて言っても 「はぁ?なんでっかそれ」 ってなります。



Le Quatorze Juillet 

quatorze は14 juillet は7月

ということで単に7月14日と、この日のことを呼ぶそうです。



昨年夏のイタリア・フランス旅行中、せっかくなので7月14日を
パリで過ごそうということになり、帰国日を変更、
旅のシメにシャンゼリゼの軍事パレードを観て帰ることにしました。



革命記念日にパリで過ごしてみたかったけど、
私にとってはちょっと複雑(笑)だったりして避けてました。(笑)



前日13日の夜、フランス革命関連番組がTVで放送されていました。



本当なら喜んでまばたきするのも惜しみながら
TVにかじりついていたところですが



明日のパリ最後の一日を、元気にめいっぱい楽しむために
早く休まないといけないと思いながらベッドに横になり
何より長旅の疲れが溜まっていた私は
うつらうつら、半分白眼を向いて(笑)観ていました。



その番組は、バスティーユ襲撃やルイ16世、
マリー・アントワネットの処刑の模様を描いた絵に
ギロチンの歯の落下する音とその後を想像させる衝撃音を
かぶせた映像を、ナレーションと共に延々繰り返し放送していました。



高揚感から眠りの浅かった私は、
TVから聴こえてくる恐ろしいギロチン落下音と衝撃音に起こされ
さらに画面に映ったマリー・アントワネットの肖像画に
さすがの私も(真夜中・夫爆睡中)恐怖を感じてしまいました。(笑)
ごめんね、マリー・アントワネット!
何せ怖がりなもので。(笑)



結局翌朝少々寝坊した私たちは、それでもしっかり朝食を採り
ホテルに荷物を預け、いざ シャンゼリゼ へ!



案の定すいすい、シャンゼリゼに行けるわけもなく(警官やバリケードだらけ)
シャンゼリゼから確か1本入った道を、ふてくされ気味で歩いていると
なんとサルコジ大統領を乗せた車がやって来たではあ~りませんか!
(チャーリー浜風に・古!笑)
(プレジドン・サルコジの別荘はヴェルサイユ、そして住居はエリゼ宮・・・ええな~)



私たちの真横を、窓を開け、笑顔で手を振りながら通り過ぎるプレジドン・サルコジ。



ちょっとお疲れのようでした。 ま、我々も疲れてたけどね。 
だけど旅の記念に、パレード(含むプレジドン・サルコジ)見たさ、
体力振り絞って帰国日変更したわけさ。



フランス大統領がシャンゼリゼを通るところは見れなかったけれど
その後のパレードは存分に楽しめました。



以下、昨年2009年の写真です。


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世の中につまらない景観などありませんわね。 こういう凱旋門もいかが?


この旅行では毎日毎日、凱旋門をこの角度から見て
一日の始めと終わりを過ごしておりましたので、ことのほか愛着が湧きました。


こうして写真を見ているとなぜか凱旋門に

元気ですかー!ダー!

と聞いてみたくなるほど 「愛しい」 眺めでございます。


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軍機も誇らしげに、そしてあっという間に飛んでいきました。


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次から次へと・・・ とてもカッコよかった。


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フランスは軍事国家であることを再認識。


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夫はテンション上がっておりました。


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祝典が終わりパーティー会場のエリゼ宮に皆様行ってしまった後のコンコルド広場


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舞台裏を見れて大・満・足!


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我が日本国の車


大使をエリゼ宮に送り届けた後のようです。


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運転手さんカメラ目線です。


シャルル・ドゴール空港から、まさしく飛行機に乗る寸前
エッフェル塔の花火が夜空を彩っているのを観ることができました。



ああ、最後の最後にプレゼント・・・。(誰から?) うる。



この目に焼きつけるぞ!とあえて写真は撮らず・・・。



今でもあの花火の美しさは ハッキリ 残っています・・・。



私たちの前に並んでいたフランス人親子に
「マダム」と言って窓の方を指差しましたら
子供が花火を観ながら 
「オー キャトーズ ジュイエ~!」 と叫んでいました。


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夕方のコンコルド広場からシャンゼリゼ、凱旋門への道。



パリで一番美しい景色かもしれません。
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by pinkfleur | 2010-07-14 23:20 | パリ
2010年 07月 09日

中世美術館 - Musée national du Moyen Âge -


あ!昨年の今頃はパリだった! 

んじゃ今日と同じ日、どこにいたのかなと写真のデータをチェックしたところ

ここにいましたわ。

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中世美術館  - Musée national du Moyen Âge Thermes et hôtel de Cluny -


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美術館はブルゴーニュのクリュニュー修道会・修道院長の別邸として14世紀に建てられたもの。

ゴシック後期とルネサンス期の建築が合わさった美しい建造物。

15世紀に再建されて現在の形になりましたとさ。


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この時の旅行はローマからパリ入りしました。


ローマの遺跡を見て来た私達にとって(特に私は)もううんざり!

風呂場跡が何でそんなに騒がれるわけ??  

古代ローマ人が優秀だったとか、一体いつの話やねん。 

今はどないなん??



それはさておき、ここに来た目的は・・・。



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人間の五感をテーマにした6枚の連作からなるタピスリー 


「貴婦人と一角獣 - La Dame à la licorne -」 を観るため!


こちらはその中の 味覚


貴婦人が、侍女の持つ杯からドラジェ(お菓子)をつまんでいます。



15世紀、パリでデザインされフランドルで織られたこのタピスリーは
 
19世紀、小説家プロスペル・メリメ (著作カルメンなど・彼は文化財保護技監として

歴史的建造物や遺跡などを調査・修復した) によって発見され

作家ジョルジュ・サンドが自身作「魔の沼」の中で

このタピスリーを賞賛したことから、一躍有名になりました。



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聴覚


貴婦人がオルガンを弾き、動物たちがその音色に酔いしれています。



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こちらは 視覚


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一角獣が貴婦人の膝に前脚を掛け、彼女が持つ鏡に映る自分自身を覗いています。

貴婦人はえらいブサイク(なんで?)に見えるんですが、一角獣の愛らしいこと!



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嗅覚


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花輪を持つ貴婦人がメッセージを放っているわけではなく


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左端のこの猿ですわ、主人公は。 猿が花の匂いを嗅いでいます。


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せっかくなのでライオンくんもアップでよろしく。



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触角


貴婦人が右手で旗を持ち、左手で一角獣の角に触れています。



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そして最後の6枚目 - A mon seul désir -  我が唯一の望みに


テーマが明確でなく謎が多いとされています。


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他の5枚のタピスリーで貴婦人は首飾りを着けています。

ここでは貴婦人が首飾りを手にしているため、

首飾りを着けようとしているのか、宝石箱にしまおうとしているのかわかりません。

ということから、このタピスリーが物語の最初なのか終わりなのか

と言われていますが、どちらなのでしょうか。


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人間の基本の五感にプラス欲望、という見方もできます。

désir を欲望と訳すか望みと訳すか・・・。



これらのタピスリーは、当時の有力者ジャン・ル・ヴィストが娘の結婚祝いに織らせ、

「愛」を意味しているというエピソードも残っています。



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パリ左岸カルティエ・ラタンもまた趣きのある界隈です。


右岸をウロウロすることの多い私ですが、もちろん左岸の雰囲気も大好きです。




中世美術館

Musée national du Moyen Âge
Thermes et hôtel de Cluny

6, place Paul Painlevé 75005 Paris
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by pinkfleur | 2010-07-09 23:40 | パリ