ヴェルサイユの花 ~Fleur de Versailles~                         

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2010年 09月 18日

ウフィツィ美術館 自画像コレクション展


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                 マリー・アントワネットを描くエリザベト・ヴィジェ=ルブラン夫人(自画像) 1790年 フィレンツェにて
                 (リビングに飾ってます ^^ )



先日ウフィツィ美術館・自画像コレクション展に行ってきました。
お目当てはもちろん、マリー・アントワネットのお抱え画家
「エリザベト・ヴィジェ=ルブラン夫人」の自画像です。


ウフィツィ美術館というと、レオナルド・ダヴィンチの「受胎告知」や
ボッティチェリの「ヴィーナス誕生」がよく知られていますが


今回日本にやって来たウフィツィ美術館収蔵の自画像コレクションは
ウフィツィ美術館と対岸のピッティ宮殿を結ぶ
設計者の名を冠したヴァザーリの回廊(ヴェッキオ橋の上)に収蔵されています。


ヴァザーリの回廊は一般公開されていないため見学するには予約が必要だそうです。


今年の春、母がウフィツィ美術館に行ってきました。
私もイタリア旅行に誘われましたが行けませんでした!
母達はヴァザーリの回廊には行っていませんが、ヴェッキオ橋からの風景を
堪能してきたんだと思うとうらやましい。
ああ、いつかフィレンツェに行きたい!


レンブラント、アングル、シャガール、藤田嗣治などなど
時代や国籍を超えた画家たちの姿が目の前に。


アングルは私が好きなダヴィッド(処刑場に向かうアントワネットを描いた画家)の弟子です。
ほ~、アングルはん、ボンジュール… なんてつぶやいてしまいました。


それにしてもなかなかユニークな美術展です。


画家の描く自分の姿ほど面白いものはありません。


「どんな気持ちで自画像を描いたのだろう」 と
そんなことを考えながら、それぞれの肖像画を前に
(いつものことながら) 時間を忘れ、見入ってしまいました。


そして今回ウフィツィ美術館入りすることになった
草間弥生、横尾忠則、杉本博司の自画像作品が展示されていました。


横尾氏の作品は絵ではなくマスクでした。
まるで本人が本当にそこにいるかのような感じでした。(ドッキリみたいな)


「もうすぐイタリアに行っちゃうんだね」
日本を離れてフィレンツェに行ってしまう3作品を前に
ちょっと寂しい気持ち。



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チケットやポスターにもなっているヴィジェ=ルブラン夫人の肖像画は
フランス革命から逃れたルブラン夫人が
1790年トスカーナ大国(現イタリア・トスカーナ州)フィレンツェに滞在中
マリー・アントワネットの兄であるトスカーナ大公レオポルトⅠ世(当時)
からの依頼により描かれたもの。


作品中のキャンバスには「マリー・アントワネット」が描かれています。


1755年生まれの彼女はアントワネットと同い年。
この肖像画が描かれたのは1790年ですから、この時35歳。
どう見ても10代~20代前半にしか見えませんねぇ…。


人物を柔らかく愛らしく、そして突き抜けるほどの透明感をもって描く彼女の筆致。
ヨーロッパ宮廷の貴婦人たちから熱烈に愛されたというのもうなずけます。


私も描いてほしい。


誕生日がルブラン夫人と同じ私は勝手に親近感を持っています。


私が注目したのは彼女の指です。
アントワネットのような白魚のような細く美しい指ではなく
意外に親指がしっかりしているなと感じました。


根拠はありませんがこれは正直に描いている、と思いました。


目の周りのクマなのか、色白なためから血管が浮いて見えるのか
その辺りも精密に描かれていて、手を伸ばして触りたい衝動に駆られました。


久しぶりに彼女の作品を間近で鑑賞することができて本当にうれしかったです。



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こちらはルーブル美術館を訪れた時のもの。 娘ルーシーと一緒のルブラン夫人。
二人ともべっぴんさんです。



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この日は画家本人たちと会って話してきたかのような気持ちになり家路につきました。
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by pinkfleur | 2010-09-18 00:08


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