2010年 09月 05日

ヴェルサイユ わが愛


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             2008年10月撮影



今月9月14日から12月12日までヴェルサイユ宮殿で開かれる村上隆氏の作品展がフランスで物議を醸しています。



村上氏の作品にはひわいなものが多くヴェルサイユ宮殿には似つかわしくないと、「反対」運動が起こっているようです。



詳しくはこちら AFP BBNews 「ベルサイユ宮を冒とく」、村上隆氏作品展に反対運動
または Rue89Japon <開催前から議論を巻き起こす村上隆のヴェルサイユ宮殿での現代アート展>



コンサバチームは猛反対の模様。 やっぱり。案の定。



' Versailles Mon Amour ' (ヴェルサイユわが愛) という団体の HP を見ると
怒り心頭で反対している様子がひしひしと伝わってきます。



現在も署名を集めていて、先程 HP をチェックしたところ(笑)
9月3日午前1時の時点で 4020 の署名が集まっているようでした。
9月14日にはヴェルサイユに集まって再び署名運動をするつもりで呼びかけています。




こちらの HP のトップ、いきなり目に飛び込んでくるのが ↓ 

Murakami et Cie n’ont rien à faire au château de Versailles !

村上とその会社はヴェルサイユで何もすることなんかない! という文章。
さらに村上の作品展の中止を要求する、とも書いてありました。




私は2008年の秋、同じように論争を呼んだ Jeff Koons 展開催中にヴェルサイユ宮殿を訪れました。
(本当なら避けたいところでしたが・・・)



私は「なんで?」「じゃまなだけ、見えにくい」「他でやってほしかった」



正直、冒涜、とまではいかないけれどそれに近い感情を持ち、不愉快でした。
変な物は何もない、見えない見えない、なんて自分に言い聞かせて(笑)歩きました。
写真を撮るのも一苦労でした。



ヴェルサイユ宮殿は今は 「ヴェルサイユ宮殿美術館」 として機能しています。



美術館である以上、作品展を開くのは当たり前のことですが



宮殿そのものもアートである以上、その宮殿というアートを純粋に愉しみたい人にはどうなのか。



こういう試み(コンサバと現代アート?)ミクスチャアはそのうち普通になっていくのでしょうか?



ただ、こうして論争が巻き起こっていること自体がすでに「成功」していることなのかもしれません。主催者側にとっては。



宮殿維持保存には莫大な金額がかかるのでしょうが、Rue89フランス版によると
今回の作品展はカタール国が200万ユーロを出資しているということで、



ヴェルサイユわが愛の会から
NON ! A l'art financier ! 金融アート!と揶揄されてもしかたないのかもしれませんねぇ...。




注)私はヴェルサイユわが愛には属しておりません。




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             2008年10月撮影



あくまでもフリーでヴェルサイユを愛してゆくつもりです。
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by pinkfleur | 2010-09-05 20:10 | ヴェルサイユ宮殿


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