2010年 07月 29日

お気に入りの・・・


e0190118_2336137.jpg

私の本棚 マリー・アントワネットやヴェルサイユ関連図録の 一部 です。

この中に一昨年秋、ヴェルサイユ宮殿の本屋の店員と ケンカ してゲットした
とっても貴重な一冊があります。


e0190118_23365335.jpg

それは...

e0190118_2337346.jpg

......

e0190118_233887.jpg

こちらです。 「王妃の趣味」 大好きな一冊 とても 大切な一冊 でもあります♪  



どういう経緯だったかというと、

朝いちで宮殿内の「お気に入り書店」で「気に入った」図録などを発見。

だけど最初に本を買って重たい思いをしながら観光するのは大変。

帰る前に買おうと決めました。(在庫もたくさんだったし)



もちろん、書店で「閉店」時間を「しっかり」確認することも忘れずに...。

本屋が閉店してもまだ庭園はオープンしているな...。 心の中でニヤリ。

本を買っても最後の最後にまた庭園を散歩できる...。



と、宮殿で一日たっぷり過ごした私は、目を付けていた数冊の図録等を

買って帰るべく、その書店に急いで向かっていました。

方向音痴な私はウロウロ迷い、半ば血眼(笑)になりながらもお店に到着。

確か閉店時間10分前を切ってはいましたが、ああ、なんとか間に合った...と

思ったのも束の間、いやな予感...。

「えっ?閉まってる?」

無情にも閉店10分前なのにドアがクローズしているではありませんか! 
ムンクの叫びさながら凍りつく私...。

なぜ...?

私の前にドアを開けて店員とやりとりしていた女性は諦めたのか中には入らず。

私もドアを開けようとしたけど、鍵がかかっていて開かない!

思い切ってドアをドンドン、と叩くと「案の定」ムッとした顔の女性店員が現れる。

店内はお客でいっぱい。

私 「まだ閉店時間じゃないですよね?買いたい本があるから入れて下さい。」

と、低姿勢でお願いしてみる。

店員 「ノン!」と睨みながらキレながら何やらまくしたてながらバタンとドアを閉める。

出た~ これか~ 聞きしにまさる悪態...

こっちは低姿勢でお願いしているのに、これが通じないのですよね~

人によりますがね!

もう一度さらに激しくドアをドンドンドン!と叩く。

ドアを開ける店員(一応は開けるんだね) またあんたか、といわんばかりの表情。

店員 「ダメ!もう閉めた」 と、やはりキレまくって何やらまくしたてている。

こんな最初からただひたすら怒ってわめきちらすアホ相手に

低姿勢のままでいる必要なんてあるのかしら?(笑)

 
私こんなことで引き下がるわけにはいかなーーーい!

ギリギリ閉店時間前じゃないかーーー!

明後日は帰国日、明日はヴェルサイユ休みじゃーん!

今日しかないんじゃーーーい!


私 「ハ~ッ?まだ閉店時間じゃないですよね?私明日日本に帰る(ウソだけど)から、今日が最後なのよ!」(今日しかないからやっぱりホント)

どさくさにまぎれて、フランス語と英語のチャンポン!通じりゃいい!
 
店員、鬼瓦顔プラス、そんなことあたし知るか、みたいな表情。

「買う本決めてるから!」

と、ここで店員の心が揺れたようで、相変わらずキレまくってケンカごしだったけど

店員 「どれやっ?!」

私 「あれやっ!!」

と、ちょうど目線の先の棚の一番上にあった、買うつもりでいたこの図録を指差した。

すると店員あっさり 「じゃ、入って・・・」 ブスッとしたままだったけど。

へっ...と、肩透かしを食う私...。

いや、ホントにね、店員大声でどなってくるしね

やっぱりすごいなフランス人って、ある意味感心してたところでしたし。

ま、いいや、入れてくれたし...と、まずはこの棚の一番上にある図録から。

脚立に登り一番手前の本立てに立ててあった見本の一冊を手に取る。

本当はその奥の新しいのが欲しかったけど届かなかったしね。

それからその他の決めていた図録や本たちを手に持ちレジへ。

そこへさっきの店員がやって来て 「新しいのがあるから」 と言って

見本で諦めていたこの図録を私の手から取り、脚立に登り

パンツからシャツがはみ出しながら体を伸ばし必死になって

新しい一冊を取って、私に渡してくれたのである!

どうやら私の行動を見ていたようで(笑)、私の訴えていることが本当だと

少しはかわいそうだと思ってくれたのだろうか・・・。

ええとこあるやん!フランス人!

大嫌いから大好きに転じた瞬間(笑)。

とにかく彼女に感謝。うれしかった!

Merci beaucoup !

連日通い続けたヴェルサイユ、トイレお姉さんとあなたの顔は今も忘れてないわ~!(笑)

よーやっと手に入れた本たちを手に私は再び庭園に戻り

残りわずかなヴェルサイユでの時間を楽しんだのでした♪



てことで、中身はこんな感じです。
e0190118_23481690.jpg

こちらはプチトリアノンに飾ってありますね♪


e0190118_2348422.jpg

マリー・テレーズとルイ・シャルル(ルイ17世)の肖像...。

彼らのその後の人生を考えると...。切なくなります。


e0190118_23542077.jpg




教訓 フランスで「閉店」時間は店員が「帰る」時間...だね。
[PR]

by pinkfleur | 2010-07-29 23:50 | アントワネットコレクション


<< 王妃の図書室  - La bi...      プチトリアノンでの夕食会 >>