ヴェルサイユの花 ~Fleur de Versailles~                         

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2010年 03月 27日

Chou d'amour  - シュー・ダムール -


まだまだ肌寒い中、街が桜色に染まりつつあります。

今日はルイ17世の誕生日でした。

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Louis-Charles Duc de Normandie Louis XVII
ルイ・シャルル  ノルマンディー公爵  ルイ17世


細密画  来歴:代々トゥルーゼル家が所有。1954年ヴェルサイユ宮殿に寄贈。
          (トゥルーゼル侯爵夫人はルイ・シャルルと姉マリー・テレーズの養育係)


225年前の今日、1785年3月27日 ノルマンディー公ことルイ・シャルルは
父ルイ16世 母マリー・アントワネットの次男(第3子)として
春の訪れを告げるように、ヴェルサイユ宮殿にて誕生しました。


金髪に青い目、丈夫でぷくぷくとした愛嬌たっぷりな赤ん坊でした。


母アントワネットからは Chou d'amour (愛のキャベツ)
父ルイ16世からは かわいいノルマンと呼ばれ
姉マリー・テレーズからは、まるで彼女の赤ちゃんのように可愛がられました。


それに応えるかのように彼もまた父母を愛し、姉を慕います。



ヴェルサイユでは花好きの母、マリー・アントワネットのために
ルイ・シャルルは毎朝母に花を摘みました。

チュイルリーに移ってからも、小さな庭で花を育てました。

そしてタンプル塔では、すでにこの世にいない母のために
摘んだ花を、母の部屋の前に置きます。 母を思って。


胸が痛くなるエピソードです。


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(2008年11月 サン・ドニ大聖堂 王家の霊廟)


今日は、わずか10年という彼の短い人生の
家族に守られ愛された、束の間の幸せに思いを馳せ
咲き始めた桜を眺めながら、一日を過ごしました。
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by pinkfleur | 2010-03-27 23:48 | アントワネット関連・人・事


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