2009年 12月 09日
" Rosa centifolia " ロサ・センティフォリア マリー・アントワネットが、エリザベト・ヴィジェ・ルブラン夫人作の肖像画で手にしているバラが、このバラです。 バラの名前は、100枚の花弁を持つバラ、という意味だそうです。 " La Reine à la rose " 1983年 マリー・アントワネット 28歳頃 ルブラン夫人の描くアントワネットの肖像画をいくつも見てきましたが、こちらは正直あまり好きではありません。 ルブラン夫人の、他の作品の方が好きです。 どちらも同じ、ロサ・センティフォリアですが、版が違うのか、色が違いますね。 バラ図譜の原画は、1871年パリ・コミューンによって火災に遭い、焼失。 チュイルリー宮殿も焼失しています・・・。(・・・ああ、ホントむかつく!) このロサ・センティフォリアは、ルドゥテのバラ図譜の、第1号バラとして掲載されているそうです。 彼の生きた時代のバラの中でも、本当にバラらしい、美しいバラだものね・・・。 先の2枚の絵は、こちらの図版集に収められています。 上の絵が、右の「薔薇空間」です。 下の絵は、左の「The Roses」 上記の2冊は、先日購入したばかり。 「薔薇空間」の存在は知っていた。昨年、渋谷Bunkamuraへ、ルドゥテの作品展「薔薇空間」を見に行ってきました。 ・・・展覧会で販売されているグッズって、便乗商品っていうか、妙な物も出ていて笑える・・・! でもこの「The Roses」は、久しぶりに、紀伊國屋の美術書コーナーをウロウロしていて発見! やっぱり本屋さんに直接足を運ぶことによって、当たり前ですが、新たな本に出会えます。 ベストセラー本は、うさんくさいと決めつけているので、その辺は目もくれず・・・。 サササっと見て、直観で手にしたりしなかったり・・・。 そして大体、直行するのが歴史のコーナー。 映画「マリー・アントワネット」が公開された頃は、マリー・アントワネット関連の本が、これでもかというくらい、出てたけど、現在は静かなものです。(笑) そしてさらにうれしい発見!紀伊國屋書店でも、ポイントカードができていたのです。11月半ばにスタートしたばかりのようです。 早速入会、携帯からログインし、すぐにカードが使えるように設定。 上記2冊も購入、重たかったけど持って帰りました・・・。 軽い文庫本など、ネットで買ってたりするくせに・・・よりによって、重くて、しかも美術関連書だし、特に大事にしたい本を・・・なんて、ひとり心の中で笑いながら帰宅したのでした。 そして、この「The Roses」は値引きされていたんです!ラッキー。 後でネットで確認した時、購入金額より安いのが出て来て、えっ!って一瞬ヒヤッ・・・でも、よく見るとそれは英語版。(英語版もあったのね) 私のは翻訳版。ホッ。 って、何だかセコセコした話、私。でも重たい思いをして高かった、なんてことだったらと思うと。(笑) 買って帰って大正解!でした。 こちらは、プチトリアノンに飾られている、マリー・アントワネットの肖像画です。
by pinkfleur
| 2009-12-09 01:43
| アントワネット関連・人・事
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